日本一のライブバンド スターダスト・レビュー スタレビメンバーのプロフィール 

スターダスト・レビュー


スターダスト・レビューは、1981年のデビューから40年以上活躍しているバンドです。愛称はスタレビ。ライブ数の多さ、その楽しさから「日本一のライブバンド」と称されています。
大きな知名度やヒット曲もないけれど、熱狂的なファンが多く、一度ライブを観れば彼らのとりこになってしまうこと間違いなし。スタレビ大好きな私が、メンバーのプロフィールをくわしくご紹介します。
このブログは、大好きなスタレビの魅力を、もっと多くの人に伝えたい。そんな想いから作成しています。スタレビに興味がある方にとって、もっとスタレビを知ってもらう…好きになってもらう…そのきっかけになれたら…光栄です。  

スターダスト・レビューとメンバーのプロフィール  

スターダスト・レビューは1981年5月25日、シングル「シュガーはお年頃」、アルバム「STARDUST REVUE」でデビューした埼玉県出身のロックバンド。2021年にデビュー40周年を迎えました。
これまでにリリースしたアルバムはオリジナル、ベスト、ライブ合わせて42枚。
最新アルバムは、2020年7月リリースの「年中模索」。
デビューから今までにリリースしたすべてのアルバムは、一度も廃盤にならずリマスターを施しており、今も購入できます。これはなかなかないこと。

これまでの総ライブ数は2500回を超え、日本屈指のライブバンドと称されています。
1ツアーでくまなく全国を回り、各地のファンがスタレビが地元に来ることを待ち望む。
「俺たちからライブをとったら何も残らない」と語るスタレビ。
ライブこそがスタレビの魅力であり、生命線。
一度参加すればわかる、素晴らしいライブエンターテインメント!
  

メンバー  

根本 要 (Kanamae Nemoto) Vocal&Guitar  
1957年5月23日生まれ A型 埼玉県行田市出身  

柿沼清史 (Kiyoshi Kakinuma) Bass&Vocal  
1957年11月11日生まれ  B型 埼玉県羽生市出身  

寺田正美 (Masami Terada) Drums&Vocal  
1959年7月26日生まれ  O型 埼玉県熊谷市出身 
 
林“VOH”紀勝(Toshikatsu “VOH” Hayashi)Percussions&Vocal  
1960年1月28日生まれ  AB型 埼玉県熊谷市出身  

サポートメンバー  

添田啓二 (Keiji Soeda) Keyboards&Chorus   
1966年7月26日生まれ  O型 千葉県松戸市出身  

岡崎 昌幸(Masayuki Okazaki)AcousticGuitars,Keyboards & Chorus  
1968年12月15日生まれ  O型 東京都板橋区出身  

旧メンバー

三谷泰弘(Yasuhiro Mitani)Keyboards&Vocal&Chorus
1959年12月13日生まれ O型 東京都杉並区出身

光田健一(Keinichi Mitsuda)Keyboards&Chorus
1967年2月15日生まれ AB型  東京都出身

根本要のくわしいプロフィール

根本要
スターダスト・レビューのメインボーカルでありリーダー。大の音楽好きでギター好き。
ギターを弾いているのが何よりも楽しく、常にギターを抱えている。歌うよりもギターが好きと言う。 それでも、ハスキーでありながらどこまでも伸びるハイトーンボイスのボーカルは、唯一無二の存在。
最近は※ホイッスルボイスも手に入れ、そのボーカル力は多くの人を魅了。

※人間が出せる最も高い声の事。声と言うよりも笛の音に聴こえることからこの名に。ミニー・リパートンの「Lovin’ You」やMISIAなどが有名。

ボーカルと共に評価されているのがギタリストとしての腕前。とにかくおそろしくギターが上手い。
基本的にバンド内でエレキギターを弾くのは要さん一人。サポートメンバーの岡崎さんがアコースティックギターで参加(時にエレキギターも)しているが、ソロからバッキングまで一人でやっている。
あれだけの歌唱力で聴く人を魅了しながら、ギターも完璧に弾く姿は超人としか言えない。

話のおもしろさにも定評がある要さん。約3時間半のライブではMCが長いことでも有名。
一瞬にして観客を引きつけ爆笑のうずに巻き込むトークは天下一品。
MCだけを集めたMCDなるものがCDのおまけにつくこともしばしば。
「ルックスが悪いから性格をみがく」と、子供の頃に誓った通り、その温厚でポジティブで誰に対しても公平でフラットな人柄は多くの人に愛される。

デビュー当時は丸っぽいメガネ、その後サングラスに移行。
近年は、お母様が亡くなったことをきっかけに「もう素顔でもいいんじゃないか」と思いサングラスを外した。
もともとファンクラブイベントや会報では素顔でいた要さん。
公にサングラスを外した要さんの素顔、とくに笑顔はかわいくてファンの癒しになっている。

高いトーク力を活かしたラジオ番組も大好評。レギュラー番組はJFN系列の「要のある音楽」NACK5の「Nack de Rock」FM COCOLOの「KANと要のWabi-Sabi ナイト」。

柿沼清史のくわしいプロフィール

柿沼清史
スターダスト・レビューのベーシスト、コーラス。メインボーカルをとることも多く、オリジナルアルバムには彼のボーカル曲が1曲は収録されている。
そのやわらかい歌声に癒される人、多数。スタレビの代表曲「木蘭の涙」の作曲者。

ほんわかとした温厚な人柄と、ファンキーなベースのギャップがたまらない。ステージ上で彼の弾くスラップ(チョッパー)ベースは必見。フレットレスベースも操る。
「Stay My Blue-君が恋しくて-」でのフレットレスベースは、楽曲に何とも言えない趣を醸し出している。

要さんとは埼玉県立不動岡高校からの同級生。当時の柿沼さんは、いわゆるジャニーズ系のイケメンで他校の女子からも注目される存在。バスの中で手紙をもらうこともしばしば。
デビューしてからもイケメン枠。スタッフさんから「要じゃなく、柿沼をフロントに置いた方がいい」と言われることも。スタレビの「ひかる一平」さんとして持ち上げられていた。(トシちゃんやマッチじゃないところが柿沼さんらしい)
年齢を重ねて、少しぽっちゃりしてきたことをメンバーにいじられがちだが、やさしいルックスは健在。イケメン枠として「がんばります(笑)」と柿沼さん。

炭水化物好き。テレビ好き。
ずんだシェイクやずんだ餅が好きな自称「ずんだミュージシャン」。
ミニストップのソフトクリームに丸美屋の「おもち亭 ずんだもちの素」をかけ、ずんだシェイクのようにして食べるのが好き。

寺田正美のくわしいプロフィール

寺田正美 
スターダスト・レビューのドラマー、コーラス。
細身な体から繰り広げられるパワフルなドラムは、スタレビの音を創る屋台骨。
約3時間半のライブ、アカペラコーナーはあれど、ずっとリズムを刻む姿はまさにパワフルドラマー。
しかし、「寺田はずっと座ってるんだから(疲れてない)」と要さんにいじられることも。
近年、アカペラではボイスパーカッションもしており、カッコイイ。

無口で寡黙な人柄ゆえ、スタッフさんにも存在を忘れ去られてしまう事、多々あり。
スタレビはツアー中は、常にメンバー、スタッフ共に行動。
移動の電車の中で、スタッフさんがみんなに「うなぎ弁当」を配っていたところ、自分だけ配られず。「後で来るのかな?」と思いつつなかなか言い出せず、みんなの「うなぎ弁当」の匂いを嗅ぎつつやっと「僕の来てないんですけど…」「早く言えよ!」といったエピソードあり。

何度聞いてもおもしろい、「笠地蔵事件」。
ツアー中、ホテルから出発のバスに乗り遅れた寺田さん。あわててツアーマネージャーに「乗り遅れちゃったんだけど…」と電話。電話を受けたマネージャーさん、「え~?寺田さん乗ってますよ?ねえ?」と他の人に確認する始末。
結果、乗っていないことに気づき、バスはホテルへ引き返し。バスが到着するまでロビーで待っていればいいのに、雪の降る中、ずっと外でバスを待ってい寺田さん。
その頭には「笠地蔵」のように雪が降り積もっていたとのこと…。

そういった無口な寡黙キャラも、近年は崩れてきていて、要さんに「『ニュー寺田』をみんなに見せたい」といじられることも多い。普段無口ゆえ、たまに発する言葉がおもしろい。
車好きで、スポーツカー、セブンの愛用者。20年来の保持だが、近年は、車庫に入れっぱなしの事が多いとか。維持費がかかるが手放す気はないらしい。

VOHさんとは幼稚園からの同級生。でも、よく話すようになるのは中学生になってからだとか。

林”VOH”紀勝のくわしいプロフィール

林”VOH”紀勝
スターダスト・レビューのパーカッション、コーラス。時にSAXも操る。
ステージ上ではVOHさんの周りには小さい小道具的な楽器が並んでおり、さまざまな音色でスタレビの音楽を彩る。高音を活かしたファルセットを聴かせ、メインボーカルをとることもある。

一見、怖そうなルックスだが、とても優しく繊細な人柄。スタレビのお母さん的存在。
絆創膏や爪切り、薬などこまごまとしたものを持ち歩き、メンバー、スタッフに「VOHに聞いたら持ってる」と頼りにされている。VOHさん自身も、自分が使うというより「誰か使うかな?と思って」と。

高校生の頃は、要さんいわく手のつけられない不良だったというVOHさん。音楽をやりたいというVOHさんを要さんが受け入れ、更生(⁉)させた。
このことにより、VOHさんのご両親からはとてもとても感謝されており、VOHさんの家に行くと「根本さん、根本さん」と大歓迎されていたそう。

料理好きで知られ、ツアーの東京公演では特製のカレーをメンバー、スタッフにふるまう。
みんなに大人気のカレー。買い出しからすべてVOHさんと奥様が行う。
その様子がNHK「サラメシ」にとりあげられた。VOHさんのカレーはスターダスト・レビューのオフィシャルサイトのオンラインショップで購入できる。
また、2か月に1回、偶数月に発行されるファンクラブ会報では、VOHさんの料理コーナーがあり、オリジナルレシピを考案している。

胡坐をかくことができず、お座敷の飲み会ではお姉さん座りになってしまう。
記憶力が良く、スタレビのAI。要さんからは、いつも「早く辞めろ」といじられる存在。が、それも愛情ゆえ。

柿沼さん、寺田さん、VOHさんの3人がパーソナリティのラジオ番組「スターダスト・レビューの星になるまで」では、司会を務める。

VOHさんの病気

2022年秋、VOHさんが喉頭がんを患っているとの公式発表がありました。治療に専念するため、その秋から始まる「ブギウギワンダーレビューツアー」の前半はお休みするという報告もありました。スタレビオフィシャルサイト

2024年まで続く長いツアーですので、後半にはVOHさんはきっと戻ってきてくれるはず、とメンバーもファンも思っていました。「ブギウギワンダーレビューツアー」のオープニングでは、VTRが流れ楽しく状況説明が行われます。ツアーも終盤も差しかかかる、2024年1月、スタレビからの公式アナウンスがあり、VOHさんは、声帯切除を行い、声を失ったとの事でした。

当初のがん治療は順調に進み、体力回復などに努めていたそうですが、どうも芳しくないことがあり、詳しい検査を行ったそう。結果、のどの部分に新しくか、残っていたのかはわからないけれど、よくないところがあり、そのままでは気管を圧迫してしまい、呼吸ができなくなる、との事だったそう。そのため、VOHさんは声帯切除を行ったとのことです。

VOHさんの声は、リードボーカルでもコーラスでもとても大きな存在です。VOHさんご自身が、とても大きな喪失感にさいなまれているとの事です。私たちにとっても、とてもショックで心配な出来事です。でも、VOHさんには素晴らしいパーカッショニストとしての役割があります。さらにサックスも吹いたり、要さんにいじられたりと、これまでもこれからもスタレビに欠かせない、たいせつなメンバーです。VOHさんがご自身のペースで、また元気にスタレビに戻ってきてくれる日まで、静かにおだやかに待ちたいと思います。

スターダスト・レビュー サポートメンバーのプロフィール

現在、スターダスト・レビューには、なくてはならない存在の二人がいます。永年サポートを務めるのはキーボードの添田啓二さん、アコースティックギターの岡崎昌幸さんです。
スタレビにとっても、ファンにとっても正式メンバーといっても過言ではなく、スタレビ4人とサポートメンバー2人の6人でスターダスト・レビューだと思うのです。要さん自身も「俺たち6人で」と話しています。

しかし、今までにメンバー2人の脱退という事があり、要さんも「そういう思いはもうしたくない」との言葉も。
ですから、正式メンバーに迎え入れる、ということはないのではないかと考えます。
それに、正式メンバーになると、個人での活動に制限がかかってしまう、という事もあるかと思います。
個人の活動はそのままに、でもスタレビの一員である、という思いでこれからも活動していくのではないでしょうか。

添田啓二のくわしいプロフィール

添田啓二
スタレビの音楽に多彩な色どりをもたらすキーボーディスト、そして多くの楽曲アレンジも手がける。
スタレビとも縁の深い、シンガーソングライターKANさんのツアーサポートなどをしていた。
2020年に亡くなった小林信吾さんとも交流があり、KANさんへ添田さんを紹介したのは、信吾さんだったとのこと。
信吾さんは、キーボーディストであり、音楽プロデューサー。KANさんの代表曲「愛は勝つ」のアレンジを始め、多くの楽曲を手掛け、シンガーソングライター角松敏生さんの盟友でもある。

とあるオーディションの結果待ちをしていた時、KANさん関係のスタッフさんから「スタレビやりませんか?」「やるやるやる!」と二つ返事。
2001年12月25日、ツアーリハの初日でスタレビに初めて逢ったという。

岡崎昌幸のくわしいプロフィール

岡崎昌幸
スタジオミュージシャンとして、CMソングやガイドボーカルなどで活躍していた岡崎さん。
その圧倒的なボーカルとスキルはコーラス、アカペラを得意とするスタレビに、また新たな風をもたらす。
岡崎さんのコーラスアレンジにより、スタレビのこれまでの楽曲にもさらに深みが増す。彼がいることで、ライブで披露するアカペラ曲も増える。

スタレビのオーディションを受けた後、いつまでも結果が来ず、「ダメだったんだろうな。」と思っていた。しばらくしてツアーの詳細が来て「えっ!受かってたんですか?」と驚いたそう。面接の時点で合格は決まっていたらしい。すぐに連絡が行ってなかったことに「そうだったの?」と要さん達も苦笑。
よく食べる。学生時代、賞金目当てに大食いコンテストに出ていた。

ブライアン・アダムスと遠い親戚だそうで、来日の際に逢ったりと交流があるそう。

添田さんと岡崎さんは、INSIDE OUTというユニットを結成。「INSIDE OUT 1」「Run Way」の2枚のアルバムをリリース。CDショップのほか、スタレビのライブ会場でも購入できます。


スターダスト・レビュー 旧メンバーのプロフィール

スターダスト・レビューには過去、2人の正式キーボーディストが在籍していました。
初代キーボーディストの三谷泰弘さん、二代目キーボーディストの光田健一さんです。
2人の脱退は、けっして仲たがいなどではなく、お互いにとって最善の道を選んだ、という事になるかと思います。スタレビのメンバーとはお二人とも今でも交流があります。

三谷泰弘のくわしいプロフィール

三谷泰弘
スタレビの初代キーボーディスト。スタレビメンバーとはデビュー前からの付き合い。
「ジプシー」というアマチュアバンドに在籍し、要さん在籍の「アレレのレ」と共に「ジプシーとアレレのレ」で「第18回ヤマハポピュラーソングコンテスト」に出場。優秀曲賞を受賞したことがデビューのきっかけに。要さんからの誘いで「アレレのレ」に加入。このバンドがのちのスターダスト・レビューに。

スタレビ脱退後は、ソロプロジェクトesq(エスク)として活動。名前の由来はEssentially Superior Quality(本質的に上等のクオリティ)の略で、接尾語としてのesque、キーボードのescキーなどの意味合いもある。 

ソロ活動の他に、コーラスとして他アーティストへのライブ、アルバムへの参加も。1998年リリースの山下達郎さんのアルバム「Cozy」への参加をきっかけに、同ツアーにも参加。以降、達郎さんのツアーにはずっと参加している。ちなみに達郎さんのツアーメンバーに入る際、達郎さんから要さんへ直々に連絡があったとのことで、恐縮しきり、でもとてもうれしかった、とのエピソードがある。

スタレビの30周年ライブに参加したり、要さんが三谷さんのライブに参加したこともある。
スタレビのアルバム「Style」製作途中に、2代目キーボーディストの光田健一さんが脱退したため、急遽、依頼された楽曲のアレンジを快諾した。
また、要さんは三谷さんのファンクラブ会報を読んでいるよう。

三谷さん時代のスタレビについてはこちら

光田健一のくわしいプロフィール

光田健一

スタレビのサポートメンバーから、正式2代目キーボーディストとなった。要さん、柿沼さんより10歳年下で、かわいらしいルックスと人懐っこいキャラクターで、ファンから「健ちゃん」の愛称で親しまれる。両親ともに音楽に携わった仕事をしており、幼いころからクラシックなど、たくさんの音楽に囲まれて育った。東京芸術大学音楽部作曲家に在籍していた経歴があり、絶対音感の持ち主。
「うちにはこんなアカデミックな才能を持ったやつがいなかった」と、要さんはじめメンバーから絶大な信頼を受ける。

光田さん在籍時代の楽曲は、ライブではさまざまな振り付けも登場。盛り上げ役にも一役買っていた。そんな振付は、当然今も継承されている。スタレビ在籍時から個人の活動と、スタレビとで2つのマネージメントに所属していた。結果、このことも脱退の理由の一つに挙げられている。

ソロ活動の他、プログレバンドKENSOや、チェリスト柏木広樹氏とのユニットでのツアー「二人旅」、コーラスグループ「ザ・ハモーレ・エ・カンターレ」(通称ハモカン)など、活動は多岐にわたる。
2018年にはJR九州の人気クルーズトレイン「ななつ星in九州」のテーマ曲「輝く星の贈り物~歓び」を作曲した。スタレビの30周年ライブに参加し、歴代のキーボーディストが勢ぞろいした。

コロナ禍で配信ライブが増えたが、要さんは光田さんの配信ライブを観ている。スタレビ時代、ツアー中の食事会で、「しらたき」を丸呑みしてしまい、腸閉塞になったことがある。「しらたき」が熱くて噛めず飲み込んでしまったため。多くのファンが「しらたき」に気をつけようと感じた事件。

光田さん時代のスタレビについてはこちら

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